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宝塚弓道協会について

宝塚弓道協会は、先々代の会長である故千田貞之 教士六段、故三好武司 錬士五段を中心に近隣の弓道愛好家および支援者による幅広い署名運動により、健全なアマチュアスポーツ精神を活動の基に、弓道の普及と発展をはかり、心身の練成に務めるとともに、会員相互の親睦を図ることを目的として平成7年1月9日に誕生しました。平成8年6月には宝塚市体育協会 へ正式加入し、併せて宝塚市武道連盟へ8番目の団体として加入しました。

また、同年7月には第1回弓道教室を野外の仮設射場で開催し、以後、毎年同時期(7月~8月)に開催しています。平成9年5月には、「第1回市民弓道大会」が開催され、平成11年2月には、阪急「山本」駅近くの「山本綜合園芸センター」にて約220名の近隣の弓道愛好家の参加を得て、第1回「宝塚遠的大会」(現在は宝塚「田村麻呂杯」弓道大会)を地域の方々のご協力のもとに開催しました。

弓道場(射場)はスポーツセンターの正面玄関の真下にあり、以前は自転車置場で、震災後は一時、資材置場として利用されていたところに仮設の射場を関係各位のご支援・ご協力で設置していただいたものです。3人立の小さな射場で、地下にあるため少々暗いですが、雨の日も、風の日も、また雪の日でも天候に関係なく練習できます。

会長挨拶

当協会は、協会設立後に計画されていた弓道場の建設が、阪神淡路大震災の発生の為凍結されましたが、後に宝塚市および当時の協会員の尽力により宝塚市スポーツセンターの駐輪場に仮設の射場が開設され、今年25周年を迎えます。

 協会の歴史も浅く、射場も仮設であることなどから、垣根の低い協会運営を心がけてきましたが、このことは何より協会設立にご尽力いただいた故千田貞之先生・故三好武司先生の強いご意向でもありました。そのおかげで会員数も順調に増え、今では継続的に昇段・昇格される協会員や、県内外での射会で好成績を収めたり、中には全国大会に兵庫県代表として選出された協会員もおられます。

 これからも弓を楽しみ、弓を通して協会員相互の交流を図り、射場においては各人の目標に向けて射技・射礼の鍛錬に真摯に取り組み、協会員の和と輪を大切にする協会運営に努めていきたいと思います。

 協会員各位におかれましては、日頃の協会運営へのご協力にお礼を申し上げます。またこれからも垣根の低い協会を継続できるよう、引き続きご協力をお願いします。

 また、弓に興味はあるけれど初心者でどうすれば弓が始められるかわからずお困りの方、学生時代や以前に弓道を経験していて再開したいとお考えの方は、是非一度見学にお越し下さい。半地下の射場ですので少々暗いですが、アットホームで溶け込みやすい雰囲気がお分かりになると思います。

初射会お飾り
© 2020 Kazuyuki Takishita 
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